ラーゼフォンについて、私は去年の5月に知り、一気に全話視聴、多元変奏曲も観ました。
一般の評価で「エヴァのパクリ」と聞き、どんな作品なのかなという興味からだったのですが、
まず、オープニングにやられ、それから話の筋や世界に引き込まれていきました。
訳が分からない、不必要に難解とも言われていますが、少しくらい頭動かして考える話の方がいい。
この作品の場合、少しどころじゃなく頭を動かしましたが。
テレビ放映の無印版(と言うべきか)だけを観るとぱっとしないのですが、
劇場版の多元変奏曲を見ると一気に話が分かって世界が見える、面白くなります。
時間はかかりますが、テレビ版→多元変奏曲→またテレビ版 と見ていくのがベスト。
更にゲームがあり、これが傑作らしいのですが、私は入手しておりません。
イシュトリに自我が目覚めると聞いてときめいた。
エヴァとの違い、ですが、そもそも私自身は似ていると思っていないので、
比べること自体おかしいのではないかと思いますが、一応。
エヴァがシンジの物語、エヴァに乗る事、人と関わることによって彼がそうなっていくか、
エヴァに乗ることは彼にとってひとつの切欠に過ぎない、そんな物語だとしたら、
ラーゼフォンは綾人と遙の恋愛を描いたものです。
シンジと綾人は似ている部分もあるけど、やっぱり綾人の方が大人。
紆余曲折は経ていますが、結局これに尽きるのです。
そしてラーゼフォンという存在は、切欠ではなく、2人に12年もの年齢差を出すことになり、
さらに調律前の世界では結局2人を分かつことになってしまう、元凶。
調律後の世界の2人は劇場版でもテレビ版でも幸せそうだけど、
それは調律後の世界であるわけであって、誰かが世界を調律しなければならない
元の世界では2人は幸せにはなれないのかな、と思う。
以下、劇場版のエンディングの謎解きに挑戦。自分なりの解釈なので、
「あ、間違ってる、バーカ」とか思っても、心の中にとどめてくださいまし。
カテゴリ追加。今までスパロボのことしか書いていませんでしたが、
一応更新用のブログなので、他のゲームのこともここに書きますよー。
さて、12月7日前後に発売が決定となった「ヴァルキリープロファイル・シルメリア」。
今現在分かっている情報から推測したり、近作に関わりがありそうな前作の情報をまとめます。
現在判明している情報
- 今作の主人公はシルメリア。
- 物語の舞台は数百年前、ディパンが中心?
- シルメリアとアリーシャ(ディパンの王女)の意識が同居しあう?
- オーディンの怒りを買い、シルメリアは無理矢理人間に転生させられた。
- 基本3Dだが、前作のバトルシステムは引き継ぐ模様。
- タイトルロゴの英文は、「The Destinies mend rifts in time as Man etches fate anew」
主人公がシルメリアと言うのが興味深いです。
彼女(の精神)は前作VPでは不死者の王ブラムスのところで魔晶石に封印されていました。
ここから、彼女がブラムスによって封印されるところまでを描くのかと予想がつきますが、
出来れば予想の斜め上を行って欲しい。
今回の舞台のディパンというのは、前作ではもう滅亡した都市です。
その原因も前作で明らかになっていますが(王が3人の魔導士にそそのかされて禁忌に触れ、
そのため三女神長女、アーリィによって処刑された……でいいはず)、
今作で滅亡が描かれることがあるのか?あれはアーリィが関わっており、今回の主人公はシルメリアのため、
それはないと思います。
ところで運命の三女神は姉妹の並び通りに転生しているのでしょうか?
シルメリア(末妹、ディパン健在)→アーリィ(長姉、ディパン滅亡)→レナス(中、ディパン滅亡後)
と考えると辻褄が合うような気がしないでもありません。
まあ、前作のオープニングでオーディンがレナスに「最も神格の高いそなたを呼び起こした」と言っていたので、ただの偶然に過ぎないのかも。
シルメリアはオーディンに無理矢理転生させられたそうです。
前作のレナスとシルメリアの関係とは違いますね。
「怒りを買い」とのことなので、そこらへんにブラムスが関わっているのかもしれません。
バトルは飛ばして、タイトルロゴ。
「どうしてタイトルロゴ?」かと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
前作ではこのタイトルロゴの英文が真のエンディングの内容に関わるものだったのです。
ちなみに前作は「should deny divine destiny of the destinies」で訳は
「運命の女神が与えたもうた運命を拒絶すべし」。
今回の英訳を検索エンジンなどのサービスで無理に訳すとこうなります。
「Manが新たに運命にエッチングして、Destiniesは時間内の亀裂を直します」
………意味が伝わるような、伝わらないような。
VPシルメリアへの考察はここまでにして、今度は今作に関係のありそうな前作の情報をまとめてみましょう。
まずはキャラクターから。というか、キャラクターだけでほとんど説明つきそうだ。
※Aエンディングを前提として書いています。
- レナス・ヴァルキュリア
前作の主人公。アース神族、運命の三女神の次女。下のほうで結われた美しい銀の髪が特徴。
コリアコンドル村の薄幸の少女・プラチナが転生(厳密にはレナスがプラチナに転生していた)した姿である。
ヴァルキリーとは、人間から神へ、神から人間へと転生する特殊な存在である。
神と人間との二面性を持つため、人間の心を理解し、エインフェリアを選定することが出来る。
しかし、前作で彼女が招致された背景には、ラグナロク(神々の黄昏)という大きな戦争があった。
更にプラチナは多感な少女であったため、彼女の記憶を残したままレナスを任務につけては、人間に感情移入しすぎて失敗する恐れがあった。
そのため、オーディンはレナスの中のプラチナの記憶を封印し、任務につかせる。
しかし、様々な人との出会い、そして何よりもプラチナであった頃の幼馴染、ルシオの存在、
彼のまさに命を賭した行動により、レナスは記憶を取り戻すが、そこでオーディンが仕掛けたセキュリティが発動、
アーリィが覚醒し、彼女は消滅しかけるものの、エインフェリアのアリューゼやメルティーナ、レナスに狂愛を捧げるレザード・ヴァレス、更にブラムスの活躍により、彼女は復活を遂げる。
ラグナロクを迎え、オーディンは倒れ、荒廃したアスガルトでレナスはルシオを殺したロキと対峙する。
一度、四宝ドラゴンオーブの力で世界は滅ぶが、レナスは復活した際、器であったホムンクルスと融合し、成長し、創造する力を得ていた。
創造の力を以って、滅んだ世界を再生し、ロキを撃破した彼女は、新たなる世界の創造主となった。
- アーリィ・ヴァルキュリア
運命の三女神の長女。濡羽の戦乙女。ディパンを滅亡させた原因といえば原因。
レナスが記憶を取り戻した際、彼女がレナスに代わってヴァルキリーとしての使命を果たすよう仕組まれていたのだが、
彼女の復活は望まれたものではなく、アリューゼやメルティーナ、レザード、そしてブラムスの手によって消滅する。
描かれる場面は少ないが、言動から見ると残忍な性格であるようだ。
再生された世界で存在しているのかは不明である。
- シルメリア・ヴァルキュリア
運命の三女神の三女。浅葱の戦乙女。
経緯は不明だが、随分と前からブラムスの玉座にある魔晶石の中に封印されており、実質上アース神族に対する人質となっている。
ただ、ゲーム中のブラムスは正々堂々とした勝負を好むようなので、ブラムスが人質にしたのではないのではないかという見解多し。
ブラムスはドラゴンオーブによる終末の炎を避けるなり防ぐなりして生き延びたようであり、
Aエンディングの本当に最後に「行くぞ、シルメリア」という言葉を残しているので、どうやら彼女は再生した世界で、”レナスによる創造を受けていない”数少ない者達の1人であるようだ?
- オーディン
アース神族の王。玉座で策略を巡らすことを好み、戦争の際に様々なことをしていたようだが、
ラグナロクの際、ロキとの戦いに敗れて死亡。
再生された世界で存在しているかは不明。
また後で編集します。
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