最近気になるあれこれ 2月上旬

小説も感想も随分お休みしています。面目ない。
（偏った）世の中のあれこれについて語るブログになっています。
今日も偏った世の中について語ります。

今日は
・スクエニの和田社長の発言
・今週のジャンプ
・今月の紳士同盟†
について。深入りせず軽く。

和田社長の発言
新作DQが高くなる！ということはあまり興味がありません。
DQ自体あまり興味ないし、FFだと11に対応するナンバリングタイトルなのではないかと思うのです。
FFはPS2で選ばれしプロバイダとの契約と月額料金が必要で、こちらは大人向けの雰囲気ですが、
DSとなると、お近くのDSステーション、無線LANポイントや、家で無線LANを構築しているのなら家でも出来ます。
この3つ、特別な手続きやその他の料金はかからないのですね。
（まさかDSのためだけに無線LANをするとは思えない、
USBでパソコンからDSに電波を飛ばす機器もありますが、それも一時負担と言うことにしておく）
ここら辺子供向けかな。月額料金は取らない、その代わりソフト自体から多めに取らせて頂きますということでは……

っと、DQじゃない、私が気になっているのは
「今後はDSやPS2への廉価版、リメイク作品の投入を核とする方向」
ここです。ケータイ電話でゲーム関連ニュースのメールマガジンをとっているのですが、
この発言を見た時、軽く絶望しました。
ああ、もうこの会社には自分たちの手で魅力在る新作を作る力がないんだな、と。
思えばFFX-2の頃からそうだった。私はティーダとユウナのその後が気になっていたし、
ストーリーが可笑しいとはいえ、あのエンディングがあったから、X-2は受け入れられた。
ユウナの決戦前の独白だって、「納得して我慢して覚悟して受け入れるって決めた」あたりはじんときたけど、
「奥の手は愛！」はない。軽い。そこ以外が結構好き。エボン寺院の嘘がバレて、エボンが力を失い、みんなそれぞれの道を行き始め、そして迷っている、
それがFFX-2の話なんだけど、主人公サイドをあんなに軽くする必要があったのか。
それと、歌で解決も軽い。マクロスか、お前はリン・ミンメイか、ラクス・クラインか。
ミンメイとラクスは並べちゃいけないだろうけど、両方とも歌姫だからということで。
そう、軽い。詰めが甘い、ゆるい。X-2以降の作品にはどれもそのような面が見受けられると思う。
それと、変な方向に力を入れていて、ユーザーが望むところに力を入れていない。
X-2ならば、力入れるトコはドレスの形状じゃねぇだろ、ユウナのスペシャルドレスなんだよと。
12だって戦闘やビジュアルに力入れすぎて、キャラの掘り下げとストーリーが御座なり（らしい）。
ちぐはぐ、なんだろうか。ニンジンばかり入っているカレーライス？バランスが悪い。
ビジュアルに頼りすぎた。
ビジュアル以外にも勘違いしていると言うか、とにかく今のスクエニのスクウェアの部分は、ユーザーが求める方向とは全く逆の方向に向かっている。
この前大ゴケした聖剣４だってそう。LOMならまだ我慢できたさ、あれは従来のユーザーが求める世界観ではないにしても、
新たな世界観、作りこまれた各システムはかなり魅力的です、あれで一年遊べます。
でもLOMはLOM、旧説は旧約、LOMの雰囲気・方向性で新約を作ろうとしたこと自体が間違いだった、
そこそこ売れたから聖剣シリーズは変な方向に突っ走ってしまった。
聖剣1，2，3が好きです、LOMも好きです、だけど、4って何？COMって何？
つーか勝手にマナの創造物語作ってるんじゃない、それから音楽を菊田氏に戻せ。
聖剣シリーズは穢されてしまった。今の聖剣が好きな人には悪いけどさ、あんなの聖剣じゃないよ。
とにかく売りたいから聖剣の名の下に従来シリーズのファンを引っ掻き回しているだけだよ。
他のタイトルにも言える。
今現在のスクウェアエニックスという別の会社が、過去名作ソフトをいくつも世に出した「スクウェア」の名を使ってファンに買わせているだけだよ、
私の好きだったスクウェアはどこかに行ってしまった。欠片がいくつか残っているかもしれないけど、
大部分は粉々に散ってどこかに消えてしまった。
新生スクウェアが新生スクウェアなりに面白いソフトを作ればそれはそれで受け入れられたのかもしれない。
だけど、廉価版やリメイク作品を核とするってことは、それが出来ないってことですよね？
自分たちで旧作とは違った、新しい面白さを持つソフトが開発できないってことですよね？
過去の遺産にどこまでもしがみつくか。
今持っているハードで昔の名作が昔と変わらずプレイできるならとてもいいこと。
だけど、今のスクエニのスクウェアの部分じゃ、リメイクでもどんなもの作るか分からない。
FF5,6やロマサガ２、LIVEALIVEを出した頃に戻ってくれ……
懐古厨と言われても構いません。戻ってくれ。



今週のジャンプ
スクエニについて思いの外長くなってしまった。
今週のジャンプ、というかユンボル。
好きだ、燃える、週間少年漫画なのにロボットですよ！描くのが面倒だきっと！
ニッパにはアムロ並みのパイロットになってほしいとは思いますが、バーニィみたいな末路を歩みそうな気がして怖い。
バーニィと言えば旧第4次スパロボのバーニィの扱いが好きです、死ななくてよかったね、バーニィ……！
で、今週の展開は嘘だと言ってよバーニィと言いたい展開、掲載順的にも。
腐女子層に人気がないのは何となく分かるが、それと、小中学生にも人気がないのだろうなあとも思ってたけど、
まさかこれほどとは……！やっぱり、工事と言えば汗臭くて道の邪魔になるイメージが先行しているからだろうか。
私の中ではもうスパロボでの能力値とかカットインはどんな風になるのかとか、
バルなどのユンボルは東方不敗みたいな扱いになるのかとか、
ニッパには頑張って欲しいけど、アムロやカミーユと言うよりは、バーニィとかコウとかのオールドタイプの努力型なんだろうなとか、
そんな想像（妄想）が湧き上がっているわけです。
マンガとして面白い部類に入るのでこのまま打ち切りはイヤですよ。
読者に媚びるマンガや雑誌が多い中、武井節を貫いていて好感触。
姫様もロボットに乗ってくれたら尚良し。

ジャンプで今読むのを楽しみにしているのは、連載当初から好きだったD.Gと友人から勧められてハマったネウロとユンボル、
もて王も好きだ。D.Gもそうだけど、他はグダグダになってきてる。
ワンピも面白いけど、続けて読んでると食傷を起こす。
作品の質を落とすくらいなら、終わりたい時に終わらせてあげろよと思うけど、
売り上げに響くからそれが出来ない。読者だって惰性で着いていきたいとは思っていない。
読者と作者を考えろと言っても、出版業界自体が変なことになってきているから無理か。
そういえば全然関係ないけどJASRACのバカげているけどおっそろしい話も出てきているなあ。


今月の紳士同盟†
たまたま立ち読み出来たので立ち読みしました。
潮がついに本性、というか本音を出しましたね。独占欲。
男とキスをしたことがない潮、灰音相手には出来る。灰音以外誰もいらない。
だけど、灰音が相手にしてくれないから、満たされない思いを埋めるように男たちとの逢瀬を……ってところか。
このマンガ、見かけ上の性別は関係ないんだな。性別そのもの関係ないのかもしれない。
メインメンバー5人全てに言える。「相手が男（女）だから好きなのではなく、相手が相手だから好き」なのだと。
ホモとか百合とかそういう偏った視点で見ちゃ駄目なんだな、奥が深い。
作者の趣味と言えば趣味だろうけど、描く側、見る側の快楽的嗜好に任せた描写じゃないんですよ、
ヤマなし意味なしオチなしじゃないんですよ、物語上、そのキャラが百合で、このキャラはホモ、このキャラは心が女だというそのことに意味がある。
この連載の前、種村さんは「普通の学園モノの恋愛が描きたい」との発言を満月をさがしての後がきで書いていた……と思いますが、
種村さんにとってはこれが普通……だったのかな？心の性別に基づけば普通の恋愛。
一般視点から見ればそうは見えない。

今月号とは関係ないけど、本物の閑雅は英知くんの性格のコントラストを上げた人なのかな。
灰音だけには優しくて、にこにこしてるけど、他には冷たい、興味がない。
英知くんは満月本編ではただただ優しい人みたいですけど、設定ではそういう人らしい。
もっと関係ないですが、「満月をさがして」ではやっぱり英知くんとくっついて欲しかった。
タクトなにあのロリコン。満月といくつ年齢離れているんだ。
種村作品は好きな方なのですが、満月はあんまり好きになれない。満月も他のやつらも偽善的過ぎる。
満月が死ぬ展開でよかったのにな、と思う。だけどやっぱりマンガはエンターテイメントだから。