我慢しきれずにメロディクリップに再入会(2年くらい前にスクウェアの楽曲が配信停止になったので、
スクエニメロディと入れ替える形で退会したのです)。
システムが変わったな。チケット制になったのか、よーし、最大30曲だ!と思ったら、
1曲3チケットかかるんですか。着うたになると5チケットくらい?
思ったよりシステム変わってないみたい……。
それでクォヴレーのベルグバウの時の戦闘曲(曲名は勿論知っているのですが、
下手に書いて検索に引っかかると申し訳ないので書きません)をダウンロードしました!
スクウェアみたいに中途半端に切れることなく、且つ音質もなかなか!
明日からの目覚ましにぴったり!!約10曲で300円はお高いですが、
ここほどゲーム系の着メロが揃っているところもないのでいかがでしょうか?
長い前置きはここまでにして、話を何とか思いついたので初めの部分だけ書きます。
- クォヴレー編などと称しつつ、エンディング後のお話です。劇中の話ではありません。
- クォヴレー×アルマナ、アラド×ゼオラ前提。
- 書き始めて間もないので性格が違うかもしれませんが、そこはスルーして下さい……
なるべく劇中の登場人物の性格に忠実に書けるように努力します。
それでは本編どうぞ。
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あれから……全ての平行世界を守るために旅立ってから、どれだけ時間が経ったのだろう。
幾多の世界を巡り、戦いを続けてきた。元いた世界と同じ文明レベルの世界があれば、
遥かに高い技術を持つ世界もあり、その逆の世界もあった。
近くて遠い、似て非なる世界。それは、少し余計な力を加えれば音を立てて崩れるような、
微妙なバランスの中で折り重なっている。
途方もなく大きなトランプのピラミットのようなものだ。
トランプのカード一枚一枚が世界である。どこかが何かの衝撃で崩れてしまえば、
その影響はあっという間に他のカードにも伝わる。1つの衝撃がピラミット全てを崩してしまうことも少なくない。
この現象が、実際にこの世界で起きればどうなってしまうだろうか。
そんなことは考えたくない……そうさせないために、自分がいるのだ。
全ての世界を守るために、己の身を投げ打って戦い続ける。彼は自らその道を選んだ。
しかし……彼も1人の人間である。疲れを知らないカラクリ人形ではなく。
(少し、顔を覗かせるくらいならいいか?)
ディス・アストラナガンの微調整を行いつつ、クォヴレーは彼の故郷と呼べる世界に思いを巡らせていた。
数え切れない世界を飛んで、そこで様々な人々と出会っては別れ、それを繰り返し現在に至る。
どの場所も彼にとって守るべき対象であり、本来であれば格付けなどしてはいけないとは分かっているが、
それでも元の世界……必ず帰ると約束した、アラドとゼオラのいる世界は別であった。
だからこそ、気を軽くして頻繁に戻ってはいけないことも分かっている。
過度に同じ世界に次元を超えて干渉することは、因果律に影響を与えかねない。
それは、彼が現在していることとは逆のことだ。
クォヴレーは、全ての戦いが終わるまで、帰らないと心に決めていた。
だが、彼も人間なのである。
ゆっくりベッドの中に沈んでも、気晴らしに外を歩いていても癒えない疲れがある。
そして、旅を続けることにより、元の世界の仲間に話したいことが出来た。
旅の中で実際に見て感じたこと、現在の平行世界全体の様子などなど……
全てが終わってから話すのでは、恐らく一生掛かっても話しきれないだろう。
そして、何より彼は逆の立場に立ってみたいと思った。
旅立つ前は、アラドやゼオラ、その仲間たちに教わるばかりで自分自身が教えることはあまりなかった。
平行世界で見たもの、人、そして平行世界自体の話をしたいと思ったのだ。
それは、自分にしか知りえないものであり、その話を伝えるのは自分しかいないのだ。
「……行くぞ、アストラナガン」
主の声に応えるように、機体が低く唸る。
モニターの文字が煌めく。同時に機体全体に重力圧が掛かる。
身体に掛かる圧力が最大になった瞬間、銃神の名を冠した機体は次元を飛んでいた。
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あれ、シリアス?
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